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着物文化を支える1人になる。
着物は日本の文化を代表する産業の一つです。
今なお冠婚葬祭などの通過儀礼時に着用する民族衣装であります。
残念ながら着物離れの潮流にはあらがえませんが、近年はおしゃれなカジュアルウエアとして国内外で新たな着物ファンも増えており、あらためて日本の風土から生まれる伝統的な染色の妙、織物の豪華さ洗練さ、和小物の存在感が見直されています。
「現代の生活様式やセンスを取り入れたものを制作できるかどうか」それが着物産業従事者の使命です。
私はこれまで草履やバッグなど様々な洋風テイストの和雑貨作りを手掛けてきました。
この度の琳派シルバーレザーも日本特有の琳派のアートワークを題材に現代の技術で制作したオリジナル素材です。
「日本らしいものを作る」着物文化を支える1人です。
代表取締役 社長
廣田 裕宣
History
Hishiya 98 years of history
創業者廣田一栄が福井から丁稚奉公で務めていたのが大阪唐物町の菱屋でした。
1926年に大阪唐物町の呉服店「菱屋」で小物事業を任されたことから始まります。福井から丁稚奉公で勤めた一栄は、独立後、鼻緒の製造に特化しました。1972年に二代目の廣田嘉秀が事業を引き継ぎ、草履の台や和装バッグを手がけ、菱屋の最高級素材「鎧織」や、しまうま柄といった独自のデザインを開発しました。
1998年には三代目の廣田裕宣が入社し、プライベートブランド「カレンブロッソ」を立ち上げました。特に、従来のコルク芯に代わるEVA素材を用いた「カフェぞうり」シリーズを開発し、履き心地とデザイン性を兼ね備えた商品で新たな市場を切り開きました。このように、菱屋カレンブロッソは伝統と革新を融合しながら、和装文化の魅力を広めるブランドへと成長しています。
1926年 | 大阪市南区西賑町(現中央区谷町)にて創業 |
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1951年 | 全日本優秀雑貨展示会で細三編二石鼻緒が技術賞受賞 |
1972年 | 初代社長 廣田一栄から、二代目社長 廣田嘉秀へ |
1996年 | しまうま柄(小馬彩々シリーズ) 意匠登録 |
1998年 | カレンブロッソ 商標登録 |
1999年 | 菱屋カレンブロッソ谷町本店オープン |
2001年 | 東京インターナショナルファッションフェア、プルミエクラス(パリ)で花緒サンダル発表 |
2005年 | THE TRAIN(ニューヨーク)出展 |
2006年 | 伊勢丹メンズ館でZETTA発表 |
2007年 | 東京ミッドタウン店オープン |
2008年 | 誉田屋源兵衛×ユナイテッドアローズ「傾奇者達之系譜」にて草履担当 |
2009年 | 伊勢丹本店、三越本店でカフェぞうり発表 |
2013年 | きものサローネでファッションショー 浴衣発表 サイモン・テイラー(TOMATO)モデル制作 |
2014年 | うまくいく紋シリーズ発表 |
2016年 | 箔工芸作家裕人礫翔原案「琳派シルバー」シリーズ発表 |
2019年 | スティーブ・アランモデル制作 |
2020年 | 谷町本店移転リニューアル |
2022年 | コレド室町テラス(日本橋)店オープン 松竹公認歌舞伎図案シリーズ発表 |
2023年 | グランドセイコー 110周年記念限定モデルのストラップに鎧織が採用 初音工房プロジェクトに参画「初音履き」を制作。初音ミク×イセタンで発表 |